NPO法人九州定期借地借家推進機構

NPO法人九州定期借地借家推進機構

令和3年2月


【 トピックス 】

  • 1月26日  関西定借デザイン研究会・役員会議     (大阪市)
  • 2月18日    東京まちづくり研究会・オンラインセミナー (東京)
  • 1月16日  九州定借機構 第2回WEBセミナー        (福岡市)
  • 1月15日  徳島県定借機構・Zoom総会            (徳島市)
  • 2月17日  中国地区空家空地利活用研究会・会議     (広島市)
  • 2月24日    九州定借機構 第4回定借コンサルタント試験(福岡市)
  • 4月1日    九州定借機構 第3回WEBセミナー        (福岡市)
  • 4月23日    上級定借アドバイザー講座          (大阪市)
  • 5月27日    全国定借機構ネットワークZoom会議    (東京)
  • 6月9日    九州定借機構  総会・理事会        (福岡市)
  • 6月10日  沖縄定借機構  総会・研修会       (那覇市)

 

  • 官×民クロストーク「官民連携まちづくりDAY 2021」を開催!

    1.日 時 
    令和3 年2 月5 日(金)14 時から17 時まで (WEB 配信)

    2.参加費  
    無 料(事前申込制)

    3.プログラム
    〘 基調講演/モデレータ 〙 村山 顕人 氏 (東京大学大学院 工学系研究科 准教授) 〘 トークセッション 〙 3つの先進エリアプラットフォームに登壇いただきます。

    4.申込方法
    WEB 配信いたしますので、右の申込みフォームから、お申込みください。 申 込 期 限 令和3年2月3日(水)

    5.取材について
      報道関係者で取材を希望される場合は、別紙記載の官民連携まちづくり
    DAY2021事務局にご連絡ください。

    <問合せ先> 国土交通省都市局まちづくり推進課 塚田、西尾、山本

    TEL:(03)5253-8111 (内線32562・32555)
    直通 (03)5253-8407
    FAX:(03)5253-1589


    • マンション建て替え問題!
      築40年超のマンション91.8万戸に対して 建て替え実施済みは1万9200戸だけ!    
      国土交通省によれば、分譲マンションのストック戸数は、令和元年末時点で約665.5万戸。
      そのうち、築40年超のマンションは91.8万戸にのぼる。
      10年後には約2.3倍の213.5万戸、20年後には約4.2倍の384.5万戸になる見込みです。
       
      鉄筋コンクリート造の建物の寿命を100年とすると、適切に維持管理をしていれば、建物が寿命を迎えるまで、まだ数十年は持ちこたえることができる。
       
      令和元年末時点で築50年を超えているマンションは11.5万戸。
      マンションの建て替え件数は、工事が完了しているものから、建て替えを予定しているものも含め、
      平成31年4月時点で278件に。
      何故建て替えを実施するマンションがここまで少ないのか?
       
      マンションの建て替えを難しくしている理由の1つに、「経済的な負担が大きい」ということがある。  
      マンションの建て替えとは、具体的には現在の建物を取り壊し、新たな建物を建てることだが、
      ざっと見ても次のような費用がかかってくる。  

      (1)既存建物の解体費用  
      (2)新たな建物の企画設計料  
      (3)新たな建物の建築費用  
      (4)工事期間中の仮住まいのための費用  
      (5)税金や各種事務経費  
      その平均的な費用相場は1戸あたり3000万円程度といわれている。  
      また、工事には1~2年程度を要するため、(4)だけで500万円程度を見る必要がある。

      このように、(1)~(4)だけをざっと計算しても1戸あたり3500万円程度の費用がかかることになるが、
      これらの費用をすべて負担するのが区分所有者だ。 
       
      マンションの建て替えを阻むハードルはほかにもある。建て替えに至るまでの道のりが険しい。
      マンションの建て替えを実施するには、区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)に基づく「建て替え決議」を行う必要がある。
      建て替え決議を行うには、組合員(区分所有者)の総数と議決権の総数のそれぞれ5分の4の賛成を得る必要があるのだ。
      建て替え決議に至るまでには、管理組合として入念な準備や検討を行い、
      明確な計画を立てていかなければならず、
      最終的に建て替えが実施されるまでに数年、場合によっては10年単位の時間がかかる大事業となる。
       
      マンションの建て替えとは、現在の隣近所とのコミュニティを維持しつつ、その地に新たな建物を建て、 そこに末永く住まうことに同意する区分所有者が5分の4、つまり8割を超えた場合にのみ可能な選択肢なのである。
       
      高額な建て替え費用の負担、合意形成のハードルの高さに加えて、もう1つ、マンションの建て替えが進まない要因がある。
      それが、先にも触れたマンションの容積率の問題だ。法律上、建て替えたくても容易には建て替えられないのである。 
      このように、マンションの建て替えには大きく3つの課題が存在する。



    ★定借マンションには建て替え問題発生しない!

    沖縄 定借マンション真嘉勢BC・夜景     事業主:㈱住太郎ホーム